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» 2007年10月30日 20時48分 UPDATE

家電満足度、アップルが3分野でトップ――GfK調査

製品満足度でアップルが3冠。GfKの調査で、アップルジャパンはデスクトップPC、ノートPC、デジタルポータブルオーディオの3つの分野で首位に立った。

[ITmedia]

 ジーエフケーマーケティングサービスジャパン(GfK)は10月30日、2007年4月〜9月期の家電製品のメーカー別満足度調査を発表した。薄型テレビではシャープの満足度が最も高かったほか、アップルジャパンはデスクトップPC、ノートPC、デジタルポータブルオーディオの3つの分野で首位に立った。

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 対象の家電製品を1カ月以内に購入したユーザー(16歳以上)に対して、1カ月ごとにネットなどで調査した。購入した製品の評価を5段階で回答してもらい、最高評価なら100点、最低評価なら20点として平均満足度を算出した。回答数合計は約6万。

 松下電器産業やシャープなど国内メーカーは、機能に対する評価が高く、アップルなど海外メーカーはデザインへの評価が高い――という傾向だった。

PCはアップル、テレビはシャープ

 デスクトップPCでは1位がアップル(85.67点)、2位がアロシステム(82.54点)、3位が日本ヒューレット・パッカード(81.33点)。ノートPCでは1位がアップル(84.09点)、2位が松下電器産業(81.61点)、3位がGateway(78.64点)。

 デスクトップ・ノートともに首位だったアップルは、製品の独自性やデザイン性に対する評価が高く、「アップルの製品なら無条件で好き」というコメントもあったという。

 デスクトップで2位に入ったアロシステムは、コストパフォーマンスの良いBTO方式の製品が高評価。ノートでは松下の製品に対して「堅牢性が高くバッテリーの持ちが良い」といった評価があった。

 デジタルオーディオプレーヤーでもアップルが1位(83.04点)。2位はソニー(81.41点)、3位は該当なし。

 薄型テレビでは1位がシャープ(83.71点)、2位が東芝(83.11点)、3位がソニー(82.94点)。GfKの小売店調査によると、シャープは販売台数でも1位だった。

 最も満足度が高かった製品はシャープの「LC-37GS10」。37インチでフルハイビジョンだが、同サイズ・機能の他製品と比べて販売価格が1割ほど安かったことが満足度を高めたという。

「きみまろズーム」人気の松下、コンパクトデジカメ1位

 デジタルコンパクトカメラでは1位が松下電器産業(83.24点)、2位が富士フイルム(82.91)、3位がキヤノン(82.79点)。

 松下の製品については「きみまろズームで運動会の息子がばっちり撮れた」といった感想が聞かれるなど、製品のメリットを消費者に確実に印象付けたとしている。2位の富士フイルムについては「顔キレイナビはかなり使える」といった評価も。

 デジタル一眼レフカメラでは1位がニコン(87.72点)、2位がペンタックス(87.39点)、3位がキヤノン(85.87)。ニコンは「D40」をはじめとした入門機のラインナップが「軽い」「安い」「コンパクト」「使いやすい」といった点で高い評価を集めた。

 携帯電話では1位がカシオ(80.99点)、2位が三洋電機(78.84)、3位が三菱電機(78.47)だった。

掃除機は海外メーカーが強い

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 冷蔵庫では1位が日立製作所(80.69点)、2位が松下電器産業(80.18点)、3位が三菱電機(80.17点)。日立の製品は冷蔵庫の中段に冷凍庫がある仕組みが使い勝手が良いと評価された。型番別では松下の「NR-E471」が幅60センチで約470リットルと大容量で「同じスペースで容量が1.5倍になり、消費電力も少なくて大満足」というユーザーの声があった。

 掃除機は1位がエレクトロラックス・ジャパン、2位がダイソンと海外メーカーの製品の評価が高い。07年度グッドデザイン賞を受賞したエレクトロラックスの「ZB271」には「出しっぱなしにしてもインテリアになる」などデザインに関する支持が高く、ダイソンの製品に関してはほとんどのユーザーから吸引力に対する満足のコメントが寄せられたという。

 電子レンジでは「ヘルシオ」シリーズに高い満足度を得たシャープが1位だった。

 GfKは「満足度は、メーカーが訴求したアピールポイントと、そのポイントに対するユーザーの期待値がどれだけ合っていたかの指標。期待値を持たせる手段として広告やプロモーション、店頭などでの訴求があるが、調査結果からは、企業が発信した訴求メッセージと満足度に関連性が見られた」としている。

 今後のマーケティング戦略のポイントとして「いかに正確に訴求メッセージを届けられるかが重要」とし、「満足度が高いにも関わらず実売シェアを獲得できていない製品については、店頭の位置づけやブランディングを含めたアピール方法を再度検討することが有効かもしれない」としている。

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