寝たままで腹回り・内臓脂肪が分かる脂肪計 タニタが開発
タニタは12月5日、仰向けの姿勢で腹部の脂肪率や内臓脂肪レベル、腹回りのサイズ(腹囲)を同時に計測する腹部脂肪計を開発し、2008年2月に発売すると発表した。同社によると、同様の装置は世界初。
新製品「AB-101」は、アーチ形状の本体と、脂肪率を計測するワイヤレス型のインピーダンス計で構成。仰向けになった人のへその上をまたぐ形で本体を置き、体の横幅を計測して腹囲を算出。インピーダンス計はへその位置に載せ、電気抵抗値を計ることで腹部の脂肪率と内臓脂肪レベルを出す。
腹囲は体の横幅を計ったデータを、独自の計算式に当てはめることで算出している。腹回りを巻き尺で計る方法では、呼吸などによって縦方向が変わってしまうため、正確なサイズを計るのは難しい。横幅は変わりにくい上、横幅と腹囲には相関関係があり、約700人のデータから得た計算式により正確に推定が可能になっているという。
新製品は、身体障害者でも負担をかけずに腹部の脂肪率を計測できるようにと開発した。体脂肪計は立って両足を接して計る方式と手で握る方式があるが、障害によっては利用できない。体が不自由な人は健常者と比べて内臓脂肪の蓄積が多いケースがあり、メタボリック症候群対策からも計測装置が必要とされていた。
また、来年4月に導入される“メタボリック健診”では、40~74歳を対象に腹囲の測定が義務付けられる。基準になる腹囲は男性が85センチ以上/女性が90センチ以上。巻き尺よりも精度の高い計測に、新製品が役立つという期待もある。
価格は29万4000円。介護・福祉施設などをターゲットに、初年度300台、3年後に年間1000台の販売を計画している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Gmail、他社メアドを送信元にできる機能を廃止へ
-
2
個人開発「家系ラーメンマニア」で利用者急増 対応追いつかず一部停止 「より信頼していただけるアプリに」
-
3
「プチプチ」の川上産業、「プチプチ株式会社」に社名変更 創業58年で
-
4
熊本地震で地面がずれた場所、35kmの線状に 衛星データで「変位境界」を判読 国土地理院
-
5
ワークマン、実は画像生成AIを導入していた 間に合わない商品撮影を代替 アプリ通知開封も1.5倍
-
6
東大、60代教授を懲戒処分 サイトのHTMLソースに“不適切な言葉” 「六四天安門」問題が理由と毎日報道
-
7
「高学力=ストレスに耐えられる」ではない 秀才が苦しむ一方、収入・満足度が高いのは…… 医学生・医師1000人超を分析
-
8
管理アカウントを手順書に誤記載――東芝テック、顧客情報38万件が特定の1社から閲覧できる状態に
-
9
写真加工アプリ「SNOW」にステマで措置命令 報酬付きでX投稿依頼、広告表示なし 消費者庁
-
10
「Xであなたをブロックした人が分かる」サイト拡散 ソースコードを見たら、IDとパスワード外部送信
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR