デジタルアーツは、Webサイトフィルタリングソフト「i-フィルター 5.0」(6090円:年間ライセンス)を2月29日に発売する。新たに、掲示板の書き込み禁止機能や、閲覧禁止サイトを説明文ごと検索結果から隠す機能などを追加した。ダウンロード版は4200円で25日発売。
i-フィルターは、「小学生」「中学生」など子どもの成長段階や、「アダルト」「出会い系」「掲示板」など、カテゴリー別に閲覧禁止サイトを設定できるソフト。ユーザー別に閲覧履歴を確認したり、ネット接続時間を制限したりすることもできる。メジャーバージョンアップは2年半ぶり。
新たに、掲示板やブログの書き込みを禁止する機能を追加した。同機能が個人向けフィルタリングソフトに搭載されるのは初という。従来は、掲示板やブログは閲覧を一律禁止するか、書き込みを含めて全面OKにするかの2択だったが、新たに「閲覧はできるが、書き込めない」という設定が可能になった。
閲覧禁止のサイトが検索結果に表示された際、サイトの説明文を画像に置き換えて表示できなくする機能も追加。マニュアルなしでも利用できるよう、ユーザーインタフェースやヘルプ画面を改善したほか、インストールも従来品より簡単にした。
対応OSはWindows 2000/XP/Vista。
「携帯電話向けフィルタリングが注目を浴びており、今年はフィルタリング元年」と同社の道具登志夫社長は話す。従来版のユーザーは26万いるといい、新版は30万ユーザー獲得を目指す。
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