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Intel、組み込み向け新クアッドコア「Xeon 5400」シリーズ発表

» 2008年02月28日 12時38分 公開
[ITmedia]

 米Intelは2月27日、組み込み市場向け新プロセッサ、チップセット、キャリアグレードサーバを発表した。また新プロセッサについては、ライフサイクルサポートを従来の5年から7年に延長することも明らかにした。

 新プロセッサは2シリーズ。クアッドコアの「Intel Xeonプロセッサ5400シリーズ(E5440、L5408)」、およびデュアルコアの「Intel Xeonプロセッサ5200シリーズ(E5240、E5220、L5238)」は、いずれも同社のHigh-kメタルゲートトランジスタ方式を採用、45ナノメートル(nm)プロセスで製造されている。

 新プロセッサに対応するチップセット「Intel 5100 Memory Controller Hub(MCH)」も発表。ストレージ、ルータ、セキュリティ製品、医療製品、通信アプリケーションなどのメモリインテンシブな用途向けという。

 ラックマウントサーバの新製品「Intel Carrier Grade Server TIGH2U」は、ハイエンドな通信アプリケーションにおいて、電力効率と処理性能の向上を実現する。またIPネットワークサーバの従来機種「Carrier Grade Server TIGW1U」「IP Network Server NSW1U」「IP Network Server NSC2U」の新プロセッサ対応も併せて発表した。

 L5238以外の新プロセッサは同日出荷開始で、価格は321〜690ドル。L5238は4月の出荷予定としている。チップセットは同日出荷開始で、価格は76ドルから。

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