ITmedia NEWS >

「KORG DS-10」がAmazonで1位に

» 2008年03月17日 14時12分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 先週のアクセストップは、初音ミクの3Dモデルを自由に踊らせることができる「MikuMikuDance」開発者インタビューだった。記事掲載後、MikuMikuDanceには英語版が登場していた。

 どうやらMikuMikuDance作者の樋口優さんが作った解説画像に第三者が英語字幕をつけ、樋口さんがそれを参考に英語化した――ということのよう。ネットに何かを発表すると思いもよらないことが起き、新たな創造につながる。そんな幸せな光景をまた、目の当たりにした。

画像

 さて先週、ニンテンドーDS用音楽ツールソフト「KORG DS-10」が発表され、ネット上の話題をさらった。アナログシンセサイザーをタッチパネルを使って演奏できるのが特徴。Amazon.co.jp限定販売だが、7月発売にも関わらず予約が殺到しているようで、3月17日時点でAmazonのゲーム部門ランキング1位になっている。

 このソフトに最もビビッドに反応したのは、ソフトのコンセプトとなったアナログシンセ「MS-10」(1978年発売)に触れたことがある30〜40代。ITmedia編集部でも、MS-10の思い出話が盛り上がり、意外な人とDTMとの接点が分かったりした。

 記者はMS-10と同じ1978年生まれ。DTM経験もなかったが、「初音ミク」を使ってみて音楽を作る楽しさを知り、KORG-DS10も購入しようかなぁと考えている。

 このソフトで、子どもから高齢者までが遊ぶように音楽を作り、発表するようになれば面白い。みんなが作る音楽の未来に最近、わくわくしている。

関連キーワード

KORG | Amazon | 初音ミク | ニンテンドーDS


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.