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» 2008年04月10日 18時47分 UPDATE

“映像が飛び出す”3D液晶テレビ、ビックカメラが発売

家庭用テレビが3D時代に──ビックカメラが「3D液晶テレビ」を4月12日に発売する。BSデジタル「BS11」が放映している3D番組などに対応し、映像が立体的に迫ってくる3D放送を家庭で楽しめる。

[ITmedia]

 ビックカメラは4月10日、「3D液晶テレビ」を4月12日に発売すると発表した。BSデジタル放送「BS11」が放映している3D番組などに対応し、映像が立体的に迫ってくる3D放送を家庭で楽しめるようになる。

photo コンテンツによっては、手が届くところに映像が飛び出して見える。ビックカメラ店頭で体験できる

 3D液晶テレビ第1弾となる「E465」は韓国Hyundai IT製。46V型のフルHD(1920×1080ピクセル)パネルを採用し、専用眼鏡(2個同梱)をかけることで3D対応映像を楽しめる(仕組みなど詳細は関連記事「“飛び出すテレビ”が家庭に 4月発売」)。

 地上/BS/CSデジタルと地上アナログ放送に対応。本体サイズは1143(幅)×310(奥行き)×845(高さ)ミリ、本体重量は32キロ。価格は49万8000円。ビックカメラの23店舗とECサイト「ビックカメラ.com」、ソフマップ秋葉原本館で販売する。

photo 眼鏡なしだと、2つの像がずれて見える。テロップは映像より手前にあるように見えており、演出の幅も広がっている。番組は通常のレコーダーで録画可能だ。

 3D放送は現在、ビックカメラが出資するBSデジタル放送局・日本BS放送の「BS11」が放送している。昨年12月の開局当初から、対応テレビが未発売のまま試験的に放送を開始。いよいよテレビが発売される今月には放送枠を拡大し、1日当たり1時間半ほど、スポーツや紀行・動物などを取り上げた番組を放送している。夏〜秋ごろにはスポーツの生中継にも挑戦する予定だ。

 Hyundai ITのチェ・ジョンウォンCEOは「3D放送を受信する目的で発売された液晶テレビは世界初」と胸を張る。普及を目指し、8月にも32インチで20万円を切る新機種の発売を計画しているほか、PC用ディスプレイの投入も予定。50インチ以上の大型ではSamsung製のPDPを採用し、眼鏡不要の裸眼立体視が可能なモデルの開発も進めているという。

 日本BS放送の山科誠社長は「モノクロ放送がカラーになったように、次の変革は3D。最初は3D映像に驚くが、人間はもともと3次元の世界に住んでおり、テレビでも自然な映像を見られるようになるということでは」と話す。「3D映像は技術的には完成されているが、放送がなかった。実際の番組をたくさん作って視聴者に届けていきたい」と意気込んでいる。

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