「他人の作品を投稿してはいけません」「他人の作品を、ブログに無断転載してはいけません」――イラストSNS「pixiv」に、こんな注意書きが掲載される。運営元のクルークによると「自分で描いたイラストを投稿するサイトなのに、画像共有サイトと勘違いしているユーザーが多い」といい、日本語、中国語、韓国語、英語の4カ国語で、世界のユーザーに呼び掛ける。
pixivは、自分で描いたイラストを投稿したり、投稿されたイラストに評価・コメントを付けられるサイトだが、無断で他人の作品を投稿したり、pixivに掲載された画像を無断でブログや個人サイトなどに転載するケースが増えてきたため、4月21日から注意書きを掲載することに決めた。
4項目ある注意事項の内容を、このほどブログで公表した。「他人の作品を投稿してはいけません」「pixivに掲載されている他人の作品をブログやサイトなどに無断で転載してはいけません」「無差別な商業用の宣伝行為をしてはいけません」「ほかの利用者に対して誹謗・中傷・プライバシーの侵害をしてはいけません」――で、ユーザーが新規登録する際に吹き出しで表示するほか、ヘルプページにも掲載する。
外国人ユーザーも増えていることから、4カ国語に対応した。IPアドレスから国を判別し、各ユーザーに合ったバージョンを表示する。登録ユーザー13万人弱のうち外国からのユーザーは約5000人で、台湾や中国、韓国のユーザーが多いという。
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