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富士通、データを自動暗号化するHDD発売 初の256ビットAES対応

» 2008年04月22日 09時59分 公開
[ITmedia]
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 富士通は、データを自動的に暗号化して記録する2.5インチHDD「MHZ2 CJ」シリーズを5月末に発売する。HDDとしては世界で初めて256ビットのAES暗号に対応し、セキュリティを高めた。

 毎分7200回転の320Gバイトタイプ(Serial ATA)。256ビットAES暗号回路を内蔵し、データを自動的に暗号化してディスクに記録する。ソフトウェアによる暗号化と異なり、PCのメモリ内に鍵情報を持たないため、強固に鍵を管理でき、CPUに負荷をかけないメリットもあるとしている。

 HDD内の全データを1秒以下で完全に無効化するという「データ瞬間無効化機能」も備え、PC廃棄時の作業が不要になるという。

 価格は個別見積もり。2008年度に同シリーズで合計200万台の販売が目標。

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