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MS、日本の学生にも開発ツールを無償提供

» 2008年05月13日 15時33分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは5月13日、大学・専門学校生にソフトウェアの開発ツールを無償提供するプログラム「Microsoft DreamSpark」を始めた。既に世界11カ国で行っており、新たに日本の学生も対象に加えた。学生向けコミュニティーサイト「Channel 8」でダウンロードできる。

 ソフトウェアの開発者やWebデザイナーなどを目指している学生の支援が目的。「Visual Studio 2008 Professional Edition」「XNA Game Studio 2.0」「Windows Server Standard Edition」などを無償で提供する。対象製品の利用方法の解説したCDも、大学生協で配布する。

 大学生と、専門学校の本科生、高等専門学校の4・5年生が対象で、非商用の研究や開発に利用できる。利用には、国際学生証(世界青年学生教育旅行連盟が発行)の取得が必要。

 ダウンロードは、学生向けコミュニティー「Channel 8」から。Channel 8は、最新技術に関する動画を視聴したり、ユーザー同士が意見交換できるサイトで、同日、一部を日本語化した。

 DreamSparkは2月に米国、英国、中国などでスタート。これまで、ダウンロードされたソフトやツールは50万以上。

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