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日本IBM、Cellベース第2世代プロセッサ搭載のブレードサーバ

» 2008年05月15日 11時57分 公開
[ITmedia]
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 日本アイ・ビー・エム(IBM)は5月14日、Cellベースの独自プロセッサを搭載したブレードサーバ「BladeCenter QS22」を発表した。高解像度画像の処理や学術研究、金融計算など、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)システムの構築に向くとしている。

 Cellアーキテクチャを採用した第2世代マルチコアプロセッサ「PowerXCell 8i」を2個搭載する。同プロセッサは、CellアーキテクチャをベースにIBMが独自開発した初のプロセッサ。エンタープライズ向けHPCに必要とされる倍精度浮動小数点計算機能を強化し、従来のCellと同じ動作クロック(3.2GHz)で5倍の倍精度浮動小数点計算性能を持つという。

 メモリは最大32Gバイト。OSはRed Hat Enterprise Linux 5.2。BladeCenter H1シャーシに対応する。

 最小構成価格は138万6000円。出荷開始は6月6日。

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