サイバーノイズは5月16日、漫画やイラストなどの2D画像に立体的な動きを付け、リアルタイムにアニメ化できる技術「Live2D」のFlash版を開発し、Webサイトでサンプルを公開した。
髪型がぎざぎざのキャラクターなど、3D化を前提に作られていない2Dのイラストは自然な3Dモデリングが難しいが、同技術なら、2Dのまま3D画像のように動かせ、顔の向きを変えるなど立体的な動きも可能だ。
これまではJava版を公開していた。Flash版はデータサイズが5〜50Kバイトとコンパクトで、音声に合わせてイラストの口を動かせるリップシンク機能を備えたのが特徴だ。
情報処理推進機構(IPA)の未踏ソフトウェア創造事業の支援を受けて開発した技術。今後、バナー広告やゲーム、アバターの作成などで商用化していく。
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