ITmedia NEWS > 製品動向 >

Rubyベースの企業向けSNS「SKIP」をオープンソース化 TISが公開

» 2008年05月20日 09時45分 公開
[ITmedia]

 TISは5月19日、企業向けSNS「SKIP」(Social Knowledge&Innovation Platform)のソースコードをオープンソース化し、今年夏ごろにソースコードをネット公開すると発表した。オープンソース化で認知度を高め、カスタマイズや導入支援などのビジネスにつなげる。

 SKIPは2005年12月に社内運用を開始。同社全社員の約7割が登録し、約2万件の記事数で稼働している。Rubyとアジャイル開発を採用し、ユーザーからのフィードバックを受けて改良を繰り返してきたという。ソーシャルブックマーク機能やアンテナ機能、社内打ち合わせなどの予定調整をするためのイベント機能など、ソーシャル機能を統合しているのが特徴だ。

 公開予定のソースコードを使い、無償で社内SNSを構築することが可能になる。「汎用的な機能が集約されるグループウェアと異なり、社内SNSは企業文化と密接に根付いた機能を必要とされる」(同社)。オープンソース化で、ユーザー企業は自社に合わせてカスタマイズした上で社内SNSを導入できるようになるため、より多くの企業で同アプリケーションを活用できると期待している。

関連キーワード

SNS | オープンソース化 | TIS | Ruby | アジャイル


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.