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» 2008年06月02日 19時05分 UPDATE

押井守監督「巨大弁当箱のようなPC作りたい」 新作映画でNECとコラボ

NECが押井守監督の新作アニメ映画「スカイ・クロラ」とコラボレーションPCを制作。押井監督は「パイロットがコックピットに持ち込んで似合うような、頑丈でタフなノートPCがほしい」などと理想を語った。

[岡田有花,ITmedia]
画像 押井監督

 「最近は軽いノートが流行しているが、いつか、巨大な弁当箱のような、大きくて重いノートPCを作ってみたい」――アニメ監督の押井守氏が6月2日、新作アニメ映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」のプロモーションに関する会見で、理想のPCについて語った。

 スカイ・クロラは、「イノセンス」以来4年ぶりとなる押井監督の新作長編アニメ映画で、8月2日に劇場公開予定。森博嗣さん作の同名の小説が原作で、思春期の姿のまま大人にならない永遠の子ども「キルドレ」の人生を描く。

 プロモーションではNEC、NECビッグローブと協力。押井監督がノートPCのデザインを監修するほか、動画ポータル「BIGLOBEストリーム」で関連映像を配信したり、携帯電話「N906i」「N906iμ」のプロモーションと連動させる。

 コラボPC第1弾として、ノートPC「LaVie G」に、スカイ・クロラに関連するロゴやイラストなどを刻印したPCを発売。刻印は12種類提案し、Web投票で上位のデザインを採用する。第2弾は、映画の登場人物が作りそうなデザインのノートPCを、押井守監督が監修する。「劇中の人が作ったイメージのPCをデザインするのは念願」


画像 天板の刻印を人気投票で選ぶ
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 押井監督自身は、ノートPCは持たない主義。「理想を言うなら、頑丈なフレームに入ったデスクトップPCがいいが、それでは商品にならないだろう(笑)。理想のノートPCは、ジェラルミン製で、表面に彫り込みがあって、いくら落としても壊れない頑丈でタフなもの。パイロットがコックピットに持ち込んで似合うような、軍用っぽいゴツい雰囲気であれば自分でも持ちたいと思うが、手間がかかると言われた」ため、まずは刻印入りPCと、登場人物が作りそうなPCを発売する。

 携帯電話「N906i」「N906iμ」のプロモーションとも連動させ、両機種で撮った動画コンテンストの審査員に押井監督が参加するほか、購入者に抽選で映画のペアチケットかオリジナルタンブラーをプレゼントする。

 動画ポータル「BIGLOBEストリーム」では、予告映像や押井監督へのインタビュー動画を掲載。公認クチコミサイトや、映画制作の裏話を公開するブログも設置する。

「パトレイバー」でもNECとのコラボを狙った!?

 「ぼくの過去の作品は、コラボレーションが決まったことがほとんどなくて」と押井監督は自虐的に語る。

 「『立喰師列伝』では、ファストフード店とのコラボを考えたが、食い逃げの映画だったのでダメだった。『98式AV』という、NECに縁が深い名前のロボットが登場するロボアニメ(機動警察パトレイバー)の時も、NECとコラボをやりたかったがダメ。警察ものだったので警視庁にも打診したが断られた」

 押井監督はNECと縁が深いという。20年前に初めて買ったPCもNEC製。それ以来10台ほど買い換えたが、今もNECの水冷PCを使っているといい、「大変静かでいいPCです。壊れて修理に出しても1日で返ってきた」と持ち上げる。「NECとのコラボは、20年間“勝手に”NECと付き合ってきた男として感無量だ」

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