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» 2008年06月16日 12時04分 UPDATE

犯行予告情報を防犯につなげるには 「予告.in」開発者の悩み

先週のアクセストップは、犯行予告を集約するサイト「予告.in」の紹介記事だった。集まった悪質な予告を110番通報したところ、オフィスに警察がやってきてびっくりしたそうだ。

[岡田有花,ITmedia]

 先週のアクセストップは、ネット上の犯行予告を集約するサイト「予告.in」を紹介する記事だった。

 個人開発者で構成するベンチャー企業・ロケットスタートの矢野さとるさんが2時間で作ったサービス。公開後も細かい改良を続け、公開翌日には投稿フォームのスタイルが変わり、犯行予告関連のニュースをトップページに表示する仕組みも追加された。同社の村上福之さんは携帯電話版の開発にも取り組んでいる(「予告.in」が1日で進化 携帯版も構築中)。

 矢野さんは、予告.inに通報された犯行予告から悪質と思われるものをピックアップし、110番に通報したという。だが電話口でそのURLを聞かれることもなく、警察がパトカーでオフィスまで来たそうだ。「何度も通報するのは迷惑がかかるらしく、パトカーも地域に4台しかないから、むやみやたら通報しないでね♪ と言われた」と、矢野さんはブログに書いている。

 警察庁や総務省は、東京・秋葉原の通り魔事件を受け、ネット上で犯罪予告を見つけたら110番通報するように関係機関に通達している(「ネット上の殺人予告は110番を」 警察庁、通信業界団体に要請)。だが警察の現場レベルでの対応は、まだまだアナログなのかもしれない。ロケットスタートは、予告.inに集まった情報を防犯につなげる具体策を引き続き検討中だ。

 予告.inは作った本人たちの予想を超え、テレビや新聞の取材が殺到。意図しない受け止められ方もあったようで、同社の古川健介社長がブログで考え方を説明している。

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