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IBM、開発中のソフトウェアの欠陥を取り除く「バグチェッカー」を発表

» 2008年08月01日 08時32分 公開
[ITmedia]

 米IBMは7月29日、ソフトウェアの完成後ではなく、開発過程でコードのバグや欠陥を発見できる新ソフト「IBM Rational Software Analyzer」を発売した。

 開発中のソフトウェアのテストは、コードが9割がた完成した状態で行われることが多く、バグの修復に多大な時間とコストが必要になりがちだ。IBMの新ソフトは、開発の早期段階でコードをスキャンしてバグを見つけるため、バグの数を15〜20%削減できるという。

 Eclipseの最新版「Eclipse version 3.3」のプラグインとして開発されたIBM Rational Software Analyzerは、ソフトウェアのエラーを見つけ、フラグを立てて問題点を指摘する、いわば「文法チェッカー」。コードの各行を最高700回まで自動的にスキャンし、問題個所を見つけ出す。

 「Developer Edition」は1ユーザー当たり3500ドル、「Enterprise Edition」はユーザー数無制限で1サーバ当たり5万ドル。

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