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HP、24時間バッテリーで動くノートPC

» 2008年09月09日 13時09分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は9月8日、同社のノートPCが最長で24時間のバッテリー駆動時間を達成したと発表した。

 同社の新しいノートPC「HP EliteBook 6930p」が、オプションの大容量バッテリーを搭載した構成で、業界標準のベンチマークで24時間の駆動時間を実現したとしている。「ニューアークリバティー国際空港からシンガポールのチャンギー空港まで、世界最長のフライト(18時間40分)の間、連続して使える」と同社は述べている。

 このマシンはIntel製SSD、水銀を含有しないLEDディスプレイなど、電力効率の高いコンポーネントを採用していると同社は説明している。例えば、HP Illumi-Lite LEDディスプレイは従来の液晶ディスプレイと比べて最高で4時間、IntelのSSDは従来のHDDと比べて最高で7%、バッテリー駆動時間を延ばすという。

 同製品は14.1インチディスプレイ搭載で重量は2.1キロ。オプションでHP Illumi-Lite LEDディスプレイを選択可能。耐衝撃HDDや防滴キーボード、ハニカム構造のHP DuraCase筐体など、企業のモバイルワーカー向けに頑丈な作りになっている。

 EliteBook 6930pは既に提供開始されており、価格は1199ドルから。現時点ではHDD搭載モデルのみで、Intel製SSDを搭載したモデルは10月に発売予定。

 先月には米Dellが、バッテリー駆動時間が最大で19時間のノートPC「Latitude E6400」を発表した。

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