ITmedia NEWS >

通り魔事件も影響 ブロッコリーが最終赤字に

» 2008年10月24日 07時00分 公開
[ITmedia]

 ブロッコリーは10月23日、2009年2月期通期の連結業績予想を下方修正し、最終損益が4億4800万円の赤字に転落する見通しだと発表した。従来予想は9300万円の黒字。

 修正後の予想は、売上高が97億1100万円(前回予想比18億2800万円減)、営業損益が3億1200万円の赤字(同4億3500万円減)、経常損益が3億800万円の赤字(同4億3200万円減)。

 アニメイトと共同展開を始めた新店舗ブランド「アニブロゲーマーズ」へのリニューアルに伴うコスト負担を吸収できなかったほか、旗艦店舗のある東京・秋葉原で6月に起きた無差別殺傷事件の影響で一時的に客足が遠のいたことなどが原因としている。

 同日発表した8月中間期の連結業績は、売上高が前年同期比2.4%増の48億3500万円、営業損益は3億1400万円の赤字(前年同期は900万円の黒字)、経常損益は3億1200万円の赤字(同1300万円の黒字)、純損益は4億2500万円の赤字(同6900万円の赤字)。

 同期の決算短信と09年2月期半期報告書に、継続企業の前提に関する重要な疑義があることを注記する。

関連キーワード

ブロッコリー | 秋葉原 | 下方修正 | アキバ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.