NECは11月11日、IAサーバ「Express5800シリーズ」の製品ラインを強化すると発表した。データセンターに適した製品群と、オフィスや店舗などの現場での設置性などに優れた製品群の2つに分け、今後製品を強化・拡充していく。
企業のサーバルームや大規模データセンタ−、中小ホスティング事業者などを主なターゲットにした「DataCenterLine」と、オフィスや小規模事務所、店舗バックヤード、工場内などをターゲットにした「DataStationLine」に分ける。
DataCentarLineは、データセンター向け「iモデル」やブレードシステム「SIGMABLADE」、そしてメインフレーム並みの堅牢性と拡張性を両立した「スケーラブルHAサーバ」などで構成。省電力サーバ「ECO CENTER」も加えた。省電力性やリモート管理/制御機能、仮想化などに対応する高いスケーラビリティが特徴としている。
DataStationLineは、水冷式スリムサーバや、オフィスフロア設置に最適な「オフィスラックサーバ」などで構成する。メンテナンスフリーの追求、静音/省スペース/省電力や防塵性能、多様な利用環境に対応できるカスタマイズ性が特徴だ。
新方針に基づき、DataCenterLineで6コアCPU搭載4Wayモデルと省電力1Uハーフサイズモデルを、DataStationLineでカスタマイズサーバ、Windows Home Serverバンドルモデルを製品化する。
シリーズのロゴも一新。「柔軟・安心・快適」に加え、「環境へのこだわり」をイメージしたという。
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