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» 2008年12月04日 07時00分 UPDATE

「IdeaPad」で国内コンシューマー市場に“再参入” レノボからミニノート

「納得できる製品ができるまで待っていた」──レノボ・ジャパンがミニノート「IdeaPad」で国内市場に“再参入”する。ハイスペックかつフルサイズに近いキーボード、手厚いサポートをそろえ、後発ながら大手の一角への食い込みを狙う。

[ITmedia]
photo IdeaPad S10e

 レノボ・ジャパンは12月3日、ミニノートPC(Netbook)「IdeaPad S10e」を12月6日に発売し、国内コンシューマー市場に参入すると発表した。法人向けの「ThinkPad」のイメージが強い同社は、IBM時代から考えると事実上の「再参入」。後発ながら「納得できる製品とサポート体制が整うまで待っていた」と満を持しての投入に自信を見せ、「この市場の大手には食い込んでいきたい」と意気込む。

 S10eは、海外市場で展開している「S10」を日本向けにカスタマイズした製品。Atom N270/1.6GHzと1Gバイトメモリ、1024×576ピクセルの10.2インチワイド液晶ディスプレイ、160GバイトHDD、Express Cardスロットなどを搭載。OSはWindows XP Home Edition。

 サイズは250(幅)×196(奥行き)×22〜36(厚さ)ミリ、重さ1.38キロ。「他社製と比べると重く見えるが、同スペックなら軽い方」。標準で6セルバッテリーを搭載し、駆動時間は5.3時間だとしている。

photo 余裕のあるキーボード

 スペックについては「このセグメントで積めるものは全部積んだ」と胸を張る。ほぼフルサイズのキーボード(横92%・縦85%)やマルチタッチ操作が可能なタッチパッドといったハードの売りに加え、1年間の引き取り修理と原則4〜5営業日の修理返却など、サポートの厚さもアピールする。

 価格は5万4800円。ミニノートでは一番のスペックだとして「他社に負けない値段だ」と自信を見せる。黒一色のThinkPadのイメージを一新、新しいユーザーに訴求するためにボディーカラーはホワイトなど3色を用意(ブルーとピンクは来春発売予定)。Web直販のほか、ヤマダ電機やビックカメラ、ヨドバシカメラなど大手量販店で販売する。

 開発は中国拠点が中心となり、現地に常駐する日本人開発者や神奈川県大和市の国内拠点と米国拠点が連携した。ThinkPadと同じ品質管理で同じ生産ラインで製造するなど、「品質はレノボ・スタンダードに基づいている」と強調する。

 ThinkPadブランドのミニノートへの期待もあるが、「ThinkPadはあくまで法人向け。IdeaPadは本当のコンシューマー層に向けて展開していきたい。ThinkPadをコンシューマーに展開することは基本的に考えていない」としている。

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