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ネットユーザーは余暇の3割をネットで過ごす――国際調査結果

» 2008年12月08日 00時00分 公開
[ITmedia]

 ネットユーザーは、余暇の3割の時間をオンラインで過ごしている――英国の調査会社TNSが世界で実施した調査「Digital World, Digital Life」でこんな結果が出た。

 日本や米国など16カ国で、18〜55歳にネットで調査した。余暇時間のうちオンラインで過ごす割合が多かったのは、中国の25歳未満(50%)、イギリスの主婦(47%)などで、全体の平均は30%だった。

 余暇時間が2時間以下の人と7〜8時間の人で、オンラインで過ごす割合が同じという結果も出た。

 「ネットは特定の仕事や活動を迅速かつ効率的に行うのに役立つ。オンラインで生産的に時間を使うことによって、実は余暇時間を増やしている」(同社のアーノ・ハマーストンマネージング・ディレクター)

 調査前の1カ月間のオンライン活動について聞いたところ、「検索エンジン」を利用した人は81%で最も多かった。2位は「ニュースの閲覧」(76%)、3位はきん差で「オンラインバンキング」(74%)、4位は「天気」(65%)、5位は「製品やサービスの購入前の調査」(63%)と、実用的な活動が目立つ。

 「ビデオクリップを観る」(51%)は8位、「オーディオクリップを聴く」(44%)は10位だった。

 携帯電話で1日に1回以上ネット接続している人は10%だったが日本と中国では25%以上。アジアで携帯電話のネット機能普及が進んでいるため、今後さらに伸びる見込みという。

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