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小型ノートPC満足度、Let'snote抑えトップは

» 2008年12月18日 07時00分 公開
[ITmedia]

 小型ノートPC満足度トップは「Aspire oneシリーズ」(日本エイサー)、2位は「Let'snote Rシリーズ」(パナソニック)――アスキー・メディアワークスのアスキー総合研究所が行ったユーザー調査で、こんな結果が出た。

 3位は「Eee PCシリーズ」(ASUSTeK)、4位は「FMV-BIBLO LOOX Uシリーズ」(富士通)、5位は「KOUJINSHAシリーズ」(工人舎)だった。

 調査は、Windows搭載でディスプレイが10.4型以下のPCが対象。アスキー総研のモニターに11月10日から17日にかけてWebでアンケートを行い、1585件の回答を得た。各製品の機能や製品全体について、購入決定時と購入後のそれぞれの評価を「とても良い」(100ポイント)から「とても悪い」(マイナス100ポイント)まで5段階で評価してもらって集計した。

順位 シリーズ名 メーカー名 購入後の満足度(ポイント) 購入決定時の満足度(ポイント)
1 Aspire oneシリーズ 日本エイサー 55.5 50.0
2 Let'snote Rシリーズ パナソニック 46.0 56.5
3 Eee PCシリーズ ASUSTeK 45.5 56.0
4 FMV-BIBLO LOOX Uシリーズ 富士通 27.5 41.5
5 KOUJINSHAシリーズ 工人舎 27.5 36.5

 Aspire oneはコストパフォーマンスとデザイン性でトップの評価。上位5シリーズの中で唯一、購入決定時より購入後の総合満足度が上昇している。HDD容量が160Gバイトあることも高評価につながった一方、バッテリー駆動時間への不満が大きかった。

 Let'snoteシリーズは携帯性とバッテリー駆動時間の評価がトップ。Eee PCはコストパフォーマンスとバッテリー駆動時間で2位だったほか、SSDを採用したことによる静音性が高評価を得た。LOOX UとKOHJINSHAは、携帯性が評価されている。

 回答者が現在利用している小型ノートPCは、ASUSTeK製が27.6%、パナソニック製が19.5%、日本エイサー製が14.6%、富士通製が12.2%、工人舎製が8.9%、日本HP製が5.7%、ソニー製が3.3%、デル製が3.3%、東芝製が2.5%。

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