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メモリースティックPRO、最大2Tバイトに2009 International CES

» 2009年01月08日 12時40分 公開
[ITmedia]

 ソニーと米SanDiskは1月8日、「メモリースティックPRO」の拡張規格として、容量を最大2Tバイトに拡大した「メモリースティック高容量向け拡張フォーマット」を開発したと発表した。今年中にライセンスを始める。

 メモリースティックPROの最大容量は32Gバイトだったが、拡張フォーマットは約60倍に拡大。従来品と同様、著作権保護技術「マジックゲート」「アクセスコントロール技術」に対応する予定。高速規格「メモリースティックPRO-HG」や小型の「メモリースティックMicro(マイクロ)」にも対応する。

 また、メモリースティックMicroを拡張し、転送速度を従来比3倍に高めた「メモリースティックHG Micro」も発表した。今年中にライセンスを始める。

 インタフェースを8ビットパラレルに拡張し、クロック周波数を60MHzに高速化。最大転送速度はメモリースティックPRO-HGと同等の480Mbps(60Mバイト/秒、理論値)に高速化した。HG Microも高容量向け拡張フォーマットに対応する。

 メモリースティックは1998年9月に商品化。今年中に累計出荷数5億枚を超える見通しだ。

 SDメモリーカードの規格団体SD Associationも同日、容量を最大2Tバイトに拡張したSDカードの新規格「SDXC」の仕様を策定したと発表した

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