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「動く合成写真」作れるデジカメ カシオ

» 2009年01月15日 16時25分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機は1月15日、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM」新製品として、動画と静止画を合成した「動く合成写真」を作成できる「EX-Z400GD」「EX-S12PK」を発売すると発表した。オープン価格。

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 新開発の「EXILIMエンジン4.0」を搭載。動く被写体を連写機能(20枚まで連写可能)で撮影し、被写体だけを切り抜いて別に撮った静止画と合成できる「ダイナミックフォト」を備えた。

 例えば、走る犬の動画と建物の静止画と合成して建物の前を走る犬の動画を作ったり、すべり台をすべる人物の動画と富士山の静止画を合成し、“富士山をすべる”人物の動画を作る――といったことが可能だ。

画像 合成写真の作り方

 合成した動画を汎用的なデータ形式に変換するオンラインサービスも提供する。デジタルフォトフレームで鑑賞したり、PC・携帯電話メールに添付してグリーティングカードにするといった使い方を想定している。ダイナミックフォトの使用例を紹介する特設サイトも公開した。

 それぞれ、1/2.3インチ有効1210万画素のCCDを搭載。EX-Z400GDは光学4倍ズームレンズと3インチの液晶画面を備えた。EX-S12は94.2(幅)×54.6(高さ)×14.9(厚さ)ミリの薄型ボディに、光学3倍ズームレンズと2.7インチワイド液晶を搭載した。1月23日から順次発売する。

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