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MS監修のメール情報漏えい対策ツールを無償提供 ソフトバンク・テクノロジー

» 2009年01月16日 07時00分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンク・テクノロジーは1月15日、メールからの情報漏えい対策ツールを無償提供すると発表した。マイクロソフトの監修のもとで同社が開発したもので、同等の機能を構築すると1000万円程度はかかるという。社員など内部からの情報漏洩リスクをコントロールできるとしている。

 無償提供する「メール情報セキュリティ強化パック」は、SharePoint Server 2007、Exchange Sever 2007、Outlook 2007に適用して使用するツール。外部送信メール承認機能、メール添付ファイルリンク変換機能、Outlookポリシーチェック機能を備え、メールの誤送信や添付ファイルによる情報漏えいの防止、ポリシーに違反したメールのブロックなどが行える。

 無償でダウンロード可能で、ユーザー数が増えるに応じてライセンス費用が加算されるといったこともないという。ソフトバンク・テクノロジーは保守やカスタマイズなどの有償サービスで収益を上げる考え。今後はiPhoneなどのモバイル対応やOffice Communication Server 2007など、マイクロソフトの各種アプリケーションと連携したソリューションの開発を計画している。

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