東芝は、超解像技術などによりYouTubeなどのネット動画を高画質に再生する機能を業界で初めて搭載したPCを、2009年夏モデルとして発売する。
新製品「Qosmio G50」と「Qosmio F50」。独自の映像専用エンジン「SpursEngine」を搭載する。従来モデルはDVD映像を高画質化する超解像技術を搭載していたが、新たにネット動画に対応した。
ネット動画はフレーム数や画素数が少なく、ノイズが多いなどの特徴がある。これに対応する専用アルゴリズムを開発し、補完フレームの生成で動画フレーム数を2倍にし、ノイズリダクションや高画素化変換などを行うことで画質を改善。Qosmio G50の18.4インチ液晶ディスプレイでフル画面表示しても、くっきりとなめらかな映像を楽しめるという。
超解像によるネット動画の再生にはInternet Explorer 7とFlash Player 9/10が必要。また、動画によっては効果がない場合があるとしている。動画サイズは240×100ピクセル〜640×392ピクセルのものに対応する。
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