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Mac OS X「Lion」発表 Mac用App StoreなどiPadの要素取り込み

» 2010年10月21日 07時00分 公開
[ITmedia]

 米Appleは10月20日、Mac OS Xの最新バージョン「Lion」を発表した。来夏リリースの予定。

 同社によると、Lionは「iPadのアイデアをMacに環流し」したもの。デスクトップアプリストア「Mac App Store」、iPadのホーム画面のようにアプリケーションを並べて表示できる「LaunchPad」、起動中のすべてのプログラムを一覧できる「Mission Control」などの新機能を加え、システム全体でフルスクリーンアプリケーションをサポートしている。

左からMac App Store、LaunchPad、Mission Control

 Mac App StoreはiPhonem向けApp Storeと同様に、iTunesアカウントを使ってアプリを購入できる。このストアは90日以内にSnow Leopardでも利用できるようになる。

 またAppleは「iLife 11」も発表した。iPhotoはフルスクリーンモードなど、iMovieはハリウッド風予告編ムービーを作成する機能などが加わり、GarageBandにはオーディオ波形をクリックして音のタイミングを調整できる「Flex Time」や任意のトラックにほかのトラックを合わせる「Groove Matching」などを盛り込んでいる。iLife 11はiWeb、iDVDも含み、20日から49ドル(日本では4800円)で発売される。

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