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» 2011年08月03日 07時26分 UPDATE

Google Chrome 13の安定版リリース 印刷プレビューやPDF保存が利用可能に

「Google Chrome 13」の安定版では30件の脆弱性が修正され、検索結果を高速表示する機能や印刷プレビューなどが追加された。

[鈴木聖子, 佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは8月2日(現地時間)、Webブラウザ安定版のアップデートとなる「Google Chrome 13」をリリースした。

 Google Chrome Releasesブログによると、最新版の「Chrome 13.0.782.107」では合計30件の脆弱性を修正した。内訳は、同社の4段階のリスク評価で危険度が上から2番目に高い「High」の脆弱性が14件、下から2番目の「Medium」が9件、最も低い「Low」が7件となっている。

 Highレベルの深刻な脆弱性は、解放済みメモリを使用してしまう「Use-after-free」問題が多数を占めた。

 脆弱性情報を寄せた研究者には、1件につき500〜1500ドル、合計で1万7000ドルの報酬が支払われた。中でもクロスオリジン関連の2件の問題を発見したSergey Glazunov氏は、それぞれにつき1500ドルを受け取っている。

 セキュリティ関連以外の主な新機能としては「Instant Pages」「印刷プレビュー」が追加され、Omnibox(検索ボックスとしても利用できるアドレスバー)のサジェスト機能が強化された。印刷プレビューはWindowsとLinux版のみで、Mac版は準備中という。

Instant Pages

 Instant Pagesは、検索結果のトップに表示されるコンテンツをGoogleがあらかじめ読み込んで(プリレンダリングして)おき、ユーザーがクリックした時にすぐに表示できるようにする機能。Webページのレンダリングには平均して約5秒かかるが、この機能によりほとんど瞬時にページを開けるとしている。

 Instant Pagesは、[レンチアイコン]→[オプション]→[基本設定]の「インスタント検索を有効にして検索や閲覧を高速化する」にチェックを入れると有効になる。

 instant pages

印刷プレビュー

 Webページを印刷するために[レンチアイコン]→[印刷]を選ぶと、新規タブで印刷プレビューページが表示されるようになった。このページには印刷ダイアログの役目もあり、プリンタの設定や簡単なレイアウトの指定ができる。右の枠に表示されるプレビューはGoogle Chromeに組み込まれたPDF表示機能を利用しており、表示したページは印刷だけでなく、PDFとしても保存できる。

 print preview カラー印刷を指定するとプレビューもカラーで表示される

Omniboxの強化

 Omniboxのサジェスト機能(検索語の入力中に候補を表示する機能)にユーザーの検索履歴が反映されるようになった。過去に訪れたページのURLやページ名を入力すると、検索候補の上位にそうしたページが表示される。

 Google Chromeのβ版は7月29日に13.0.782.107に、開発者版は8月1日に14.0.835.15になった。

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