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YouTube、アップロード済みの動画をオンラインで修正できるツールを追加

» 2011年09月15日 16時00分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Google傘下のYouTubeは9月14日(現地時間)、アップロードした動画をIDを保ったままオンラインで編集する「動画加工ツール」を追加したと発表した。数日中に利用できるようになる見込み。同ツールは、昨年6月に公開した「動画エディタ」の編集ツールを動画再生ページから使用できるようにしたものだ。従来はアップロードした動画を修正すると動画のIDが変わっていた。

 修正しても動画のIDが変わらなくなることで、視聴回数やコメント、その動画へのリンクなどを把握しやすくなる。

 動画のページまたは「マイ動画」ページの上部に新たに追加される「動画を加工」ボタンをクリックすると、オンラインでの編集ページが開く。操作できるのは、動画のカット、スタビライズ、ローテーションや色調・コントラストの調整など。Google傘下のPicnikとの提携によるエフェクトを追加することも可能だ。

 youtube1
 youtube2 Picnikの各種エフェクト

 「Save」ボタンをクリックすると、編集結果が動画に反映される。編集結果は削除することも、複数のバージョンを試すこともできる。

 ただし、1000回以上再生された動画と他のコンテンツ所有者が権利を主張している動画については動画エディタで編集する必要があり、この場合は動画IDは新しいものになる。

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