米Facebookと米salesforce.com傘下のHerokuは9月15日(現地時間)、Facebookアプリ開発者が利用できるクラウドホスティングサービスを立ち上げたと発表した。
既に多くの開発者がFacebookアプリのホスティングサービスとしてHerokuを利用しているが、この提携により、Facebook内からシームレスにHerokuのサービスを利用できる。
これにより、Facebookアプリの開発者はサーバの心配をせずにアプリに専念でき、急激なトラフィックの増加などにも対処できるとしている。
Facebookの開発者向けページ「Developer App.」で「Create App」をクリックし、アプリ名を入力して使用規約に合意すると表示されるページに「Cloud Services」という項目があり、ここで「Get Started」をクリックすることでクラウド環境を利用できるようになる。
利用できる言語はPHP、Node.js、Python、Rubyのいずれか。既にHerokuのアカウントを持っている場合は、ここで制作したアプリはそのアカウントに関連付けられる。
現在は選択できるプロバイダーはHerokuだけだが、将来的には選択肢が増えるようだ。
同サービスは基本的には無料で使えるが、利用プロセスを増やしたい場合はプロセス数に応じて課金が発生する。料金は通常のHerokuの料金体系と同じだ。
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