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AT&T、「iPhone 4S」のアクティベート数が1週間で100万台突破と発表

» 2011年10月21日 10時12分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米AT&Tは10月20日(現地時間)、4日に発売した米Appleの「iPhone 4S」のアクティベート数が1週間で100万台を超えたと発表した。米国では同社のほか、米Verizonと米SprintがiPhone 4Sを販売している。Appleの発表によると、同端末は発売後3日で400万台売れた。

 AT&Tは発表文で「人々が競合よりダウンロード速度が2倍速いネットワークを利用したいと考えるのは当然だ」としている。

 AT&Tは同日、第3四半期(7〜9月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比0.3%減の315億ドル、営業利益は14.8%増の62億ドル、純利益は36億ドル(1株当たり61セント)だった。前年同期は税調整やIIJへのネットワーク事業売却益などの一時所得により純利益は123億ドルだった。売上高はThomson Reutersがまとめたアナリスト予測(316億ドル)を下回った。

 同四半期のiPhoneのアクティベート数は、新モデルを待つ買い控えの影響で過去1年で最低の270万台だった。iPhone以外のスマートフォンのアクティベート数は210万台で、Androidの台数は前年比で2倍以上になった。スマートフォンの販売台数は、モバイル端末全体の52.6%を占めた。

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