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» 2011年11月23日 11時25分 UPDATE

「六次の隔たり」は過去の話:Facebook、世界中の4.7人目は友達の友達という調査結果

Facebookとミラノ大学が7億2100万人のユーザーのネットワークを調べたところ、ユーザー同士は平均で4.7人目でつながっていることが明らかになった。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 Facebookでは人々は「六次の隔たり」より少ない「四次の隔たり」でつながっている――。米Facebookが11月22日(現地時間)、7億2100万人のユーザーを調査した結果を発表した。

 「六次の隔たり(six degrees of separation)」とは、世界中の任意の2人は、赤の他人であっても知人の知人というような知り合いの連鎖の中で5人程度の仲介者によって間接的につながっているという考え。こうした考えは、ハンガリーの作家カリンティ・フリジェシュが1929年に発表した短編小説が初出といわれる。米国の社会心理学者スタンリー・ミルグラム氏が1967年に行った「スモールワールド実験」では、平均で5.5人が仲介によってつながっていた。

 Facebookはイタリアのミラノ大学のWebアルゴリズム研究所と共同で、2011年5月にアクティブなFacebookユーザー7億2100万人(世界人口の10%以上に当たる)の690億の友達関係を対象に、このスモールワールド実験の現代版を実施した。研究所が開発したアルゴリズムを用いてFacebook上のすべての個人のペアを仲介する人数の概算値を出したという。

 その結果、ペアの99.6%は「五次の隔たり(相手が6人目)」で、92%は「四次の隔たり(相手が5人目)」でつながっていたという。2008年の同様の調査の結果では相手が平均5.28人目だったのが、今回の調査では平均4.74人目だった。

 範囲を単一の国内に狭めると隔たりはさらに小さくなり、米国、スウェーデン、イタリアなどではほとんどのペアが「三次の隔たり(相手が4人目)」だったという。同調査で、すべてのつながりの84%が同一国内のユーザー間のものだったことが明らかになった。

 4.7 digree 世界(左)と米国の、Facebookでのユーザー間の隔たり(何人目に相手にたどりつくか)の推移

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