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ソニー、「XQDメモリカード」を商品化 RAWで100コマ枚連続撮影可能に

» 2012年01月06日 14時15分 公開
[ITmedia]

 ソニーは1月6日、次世代メモリカード「XQDメモリカード」を業界で初めて商品化し、2月15日に発売すると発表した。同カードはソニーとニコン、米SanDiskが提案した新規格で、高速性が特徴。ニコンが2月16日に発売するフラッグシップ一眼レフ「D4」で採用し、RAW撮影時で約100コマの連続撮影が可能という。

photo XQDメモリカード

 ソニーが発売するのは16Gバイトモデルと32Gバイトモデル。実効書き込み/読み込み速度は1Gbps(125Mバイト/秒)。

 オープン価格で、実売予想価格は16Gバイトが2万円前後、32Gバイトが3万3000円前後。同時発売のカードリーダー(USB 3.0対応)は4000円前後、Express Cardアダプタは4000円前後。

 同規格は3社がCompactFlash Association(CFA)に提案し、昨年12月にCFAが採用した新規格。インタフェースにPCI Expressバスを採用し、転送速度は理論値で2.5Gbps、将来は5Gbpsに対応する予定。理論上は2Tバイトまでの大容量化も可能だ。プロの使用に耐える高信頼性も実現しているという。カードサイズは約29.6(幅)×3.8(奥行き)×38.5(高さ)ミリ。

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