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「緑のカーテン」にミニメロンを サカタのタネが「ころたん」全国販売

» 2012年03月12日 20時34分 公開
[ITmedia]
photo ころたんの苗

 サカタのタネは、家庭菜園に向くというミニメロン「ころたん」の苗を4月下旬から全国で本格的に販売する。つるが伸びて300〜500グラムと小さなメロンがなるため、昨年夏に節電意識の高まりから手がける人が増えた「緑のカーテン」にも向くという。

 「網目模様(ネット)が入る黄金皮と鮮やかな緑色の果肉のコントラストが美しい」というミニメロン。熟した実の糖度は「アンデス」などと同じ約15度で、「クセがなくさわやかな味わい」という。コンテナ栽培では1株当たり2〜4個程度を収穫できるという。

 きれいなネットのメロンを栽培するには高度な技術が必要だが、甘くておいしく、コンテナでも簡単に栽培できるメロンとして約10年をかけて開発。昨年試験的に販売したところ、短期間で完売したという。

 新たに栽培マニュアルを付属し、専用サイトをオープンして栽培方法を解説。初心者でも気軽に栽培に取り組めるようにサポートしていくという。

 価格はオープン。同社ガーデンセンター横浜では1株525円で販売する。

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