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NokiaのWindows Phone「Lumia 900」、米AT&Tが100ドルで発売へ

» 2012年03月27日 07時36分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米AT&Tは3月26日(現地時間)、フィンランドのNokia製Windows Phone「Nokia Lumia 900」を4月8日に発売すると発表した。Windows Phone 7.5(コードネーム:Mango)搭載でLTEに対応する同端末の販売価格は、2年契約付きで99.99ドルと戦略的だ。米Microsoftによると、同端末は米国におけるWindows Phoneのフラグシップ端末という位置付けとなっている。

 Lumia 900は、4.3インチのAMOLEDディスプレイ、QualcommのSnapdragon(1.4GHz)、800万画素と100万画素の2台のカメラを搭載し、メインメモリは512Mバイト、ストレージは16Gバイト。ネットワークはLTE(Band 4および17)のほか、GSM/EGSM、W-CDMAをサポートする。サイズは127.8×68.5×11.5ミリで重さは160グラム。

 lumia Nokia Lumia 900
 titan 2 HTC TITAN II

 AT&Tは、台湾HTC製Windows Phone端末「HTC TITAN II」も4月8日に発売する。スペックはLumia 900より高く、価格は2年契約付きで199.99ドル。ディスプレイは4.7インチのSuper LCD、CPUはQualcommのSnapdragon(1.5GHz)、背面のカメラは1600万画素。メインメモリとストレージ、対応するネットワークはLumia 900と同じだ。サイズは132×69×13ミリで重さは147グラム。

 なお、同社が販売する米Appleの「iPhone 4S」の最安モデルは2年契約付きで199.99ドルだ。

 米調査会社Gartnerの2011年第4四半期(10〜12月)の世界スマートフォン市場調査では、Microsoft(Windows PhoneとWindows Mobile)は前年同期よりシェアを落とし、6位だった。同調査では、米GoogleのAndroidがシェア50.5%でトップ、米AppleのiOSがシェア23.8%で2位となっている。

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