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Google検索の結果で3次元グラフを表示 WebGLで実現

» 2012年04月02日 07時29分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは3月30日(現地時間)、Google検索で2変数関数を入力すると、3次元グラフを表示する機能を追加したと発表した。

 Googleは昨年12月、三角関数、指数関数、対数関数とその複合に対応する2次元グラフの表示を可能にしている。

 例えば「sqrt(x*x+y*y)+3*cos(sqrt(x*x+y*y))+5 from -20 to 20」を検索すると、結果のトップに回転する3Dグラフが表示される。グラフはインタラクティブになっており、拡大・縮小や軸の数値の変更が可能だ。

 3d

 この機能は「WebGL」の採用で実現した。WebGLはWebブラウザ上で3Dコンテンツをレンダリングするオープンな技術で、HTML5のCanvasに3Dオブジェクトをレンダリングしたり、操作できる。従って、この機能を利用できるのは、「Google Chrome」やMozillaの「Firefox」など、WebGLをサポートするブラウザのみで、米Appleの「Safari」や米Microsoftの「Internet Explorer」では表示できない。

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