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» 2012年04月09日 15時24分 UPDATE

IBM、現代数学の歴史を一望できるiPadアプリをリリース

IBMが、1960年代にイームズ夫妻と協力して制作した巨大な現代数学年表をインタラクティブに再編したアプリを、iPad向けにリリースした。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米IBMは4月5日(現地時間)、インテリアデザイナーのレイ・イームズ氏生誕100年を記念して、1964年にチャールズとレイのイームズ夫妻がIBMの展示会用にデザインした巨大インフォグラフィック「Mathematica」を基にしたインタクティブなiPadアプリ「Minds of Mathematics」を無料で公開した。米AppleのApp Storeから無料でダウンロードできる。

 ibm 1 1964年にニューヨークで開催された展示会「Mathematica」

 IBMは1960年代、イームズ夫妻と協力し、数学や科学の概念を紹介する映画の制作やデザイン展示会を開催した。Minds of Mathematicsは、そうした展示会で紹介されたインフォグラフィック年表を基に、西暦1000〜1960年の数学に関連する歴史を紹介するアプリだ。年表上に500以上並ぶ項目をタップすると歴史上の出来事を紹介するページに飛ぶ他、数学に関連する9つの短いアニメ動画を見ることもできる。

 ibm 2 Minds of Mathematicsの画面。端末を横にすると年表に、縦にするとカード式に各項目を閲覧できる

 IBMは発表文で、数学はIBMの技術革新に欠くことのできないものであり、ビッグデータのリアルタイム分析への需要の高まりを受け、IBMの数学者はさまざまなプロジェクトに取り組んでいると説明する。

 同社はこのアプリが学校の教室で利用され、科学、技術、エンジニアリング、数学(STEM)への関心を高める役に立つことを期待するとしている。

 なお、このアプリの基になった巨大年表は、現在もニューヨーク科学ホールとボストン科学博物館に展示されている。


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