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» 2012年05月30日 14時16分 UPDATE

ワイヤレスジャパン2012:ドコモの“透けるスマホ”はすごかった(動画あり)

透けるディスプレイの両面にタッチパネルを搭載し、同時に両面からタッチ操作できるスマートフォンをドコモが展示。先端技術を写真と動画で紹介する。

[本宮学,ITmedia]
photo 透過型画面タッチディスプレイ端末

 ディスプレイが背面まで透け、同時に両面からタッチ操作できる――そんな“透けるスマートフォン”を、NTTドコモがワイヤレスジャパン2012(5月30日〜6月1日、東京ビッグサイト)に参考出展している。実用化の時期は未定だが「今後端末メーカーとの協業を含めて検討していく」(説明員)としている。

 出展したのは「透過型画面タッチディスプレイ端末」。透過型ディスプレイの両面に感圧式タッチパネルを搭載し、表面ではアイコンの操作、裏面では画面のスクロールといったように、両面の用途を分けて利用できる。

photophoto ディスプレイが透けて裏側の手のひらがくっきり見える(写真=左)、裏面から操作するとこんな感じ(写真=右)

 会場では、ルービックキューブを使ったゲームアプリのデモが披露された。キューブは表面のみからタッチ操作すると丸ごと回転してしまうが、裏面でキューブを固定しながら表面で操作することで、1つ1つの面を動かして遊べるようになっていた。

photophoto 裏面からキューブをタッチで固定すれば(写真=左)、1つの面のみを動かして遊べる(写真=右)

 デモ機は、ディスプレイとハードウェアボタン類を搭載した端末と、CPUやメモリ、バッテリーなどを搭載した本体を接続して利用。OSにはAndroid2.3を採用し、両面のタッチパネルをAPI連携によって認識する仕組みになっている。

 説明員によれば、同端末の構想が始まったのは約1年前。透過型ディスプレイなどの新技術を利用した“新しいユーザーインタフェースや操作感”をユーザーに提供したいというドコモ側の考えと、スマートフォンの急激な普及といった市場動向がマッチしたため開発を始めたという。

 現時点での実用化の予定はないものの、今後は耐久性の向上やディスプレイの光量増加などを目指して開発を進め、「端末メーカーとの協業を含めて(商用化を)検討していく」(説明員)としている。

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