東芝は7月12日、テレビなどを含むデジタルプロダクツ事業で構造改革を実施すると発表した。テレビの設計開発を集約するほか、デジタルプロダクツ製品の機種数を絞り込み、開発の効率化を図る。
深谷事業所(埼玉県深谷市)にあるテレビの設計開発機能を、PC・タブレット開発拠点である青梅事業所(東京都青梅市)に年内に集約。PCやタブレットとの融合商品などに向けた開発を進める。またデジタルプロダクト製品の機種数、プラットフォーム数を絞り込み、開発の効率化、リソースの軽量化を図る。
東芝は国内唯一のテレビ工場だった深谷事業所での生産を停止していた。テレビ事業は2011年度に500億円規模の営業赤字に陥っており、再編で黒字化を目指す。
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