購入するタブレットを選ぶ際、最も重視するのはアプリの充実度と価格――。米comScoreは8月6日(現地時間)、米国におけるタブレット購入に関する調査結果を発表した。
この調査は、同社が毎月発表している携帯市場調査「comScore MobiLens」のタブレット版に当たるもので、「comScore TabLens」と名付けられた。3カ月ごとに6000人のタブレットユーザーを対象とした調査をまとめる。初回である今回の調査では、タブレットを米AppleのiPad、米Amazon.comのKindle Fire、Kindle Fire以外のAndroidタブレットに分類して調査した。
アプリと価格の次にタブレット選びで重視されるのは、ブランド名とOS、その次は音楽と動画を視聴できるかで、意外なことに持っているスマートフォンと同じOSであるかどうかは5番目だった。つまり、Windows Phone端末が伸び悩んでいる米MicrosoftのWindows 8タブレット(例えば「Surface」など)にもチャンスがあるということだ。
動機 | 総計 | iPad | Androidタブレット | Kindle Fire |
---|---|---|---|---|
アプリのラインアップ | 7.7 | 8.1 | 7.3 | 7.5 |
価格 | 7.7 | 7.2 | 7.9 | 8.1 |
ブランド | 7.5 | 8.0 | 7.0 | 7.4 |
OS | 7.5 | 7.8 | 7.4 | 7.2 |
音楽と動画が視聴できるか | 7.4 | 7.6 | 7.1 | 7.4 |
家族や友人の勧め | 6.5 | 6.7 | 6.1 | 6.5 |
持っているスマートフォンと同じOS | 6.4 | 6.6 | 6.3 | 6.1 |
ソーシャルネットワーク機能 | 6.2 | 6.3 | 6.0 | 6.3 |
小売店の販売員の勧め | 5.3 | 5.3 | 5.3 | 5.2 |
13歳以上が対象。3カ月の平均値(資料:comScore TabLens) |
また、3機種の購買層を分析したところ、iPadユーザーは女性より男性が5.8ポイント多く、Kindle Fireでは逆に男性より女性が13.2ポイント多かった。Androidタブレットではほぼ同率だった。
この他、以下のような結果を紹介している。
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