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» 2012年08月15日 16時08分 UPDATE

分かりにくい「利用規約」の注意ポイントを教えてくれる評価サイト「ToS;DR」登場

ユーザーが利用規約やプライバシーポリシーを理解しないままWebサービスにサインアップしてしまうという危険な現状を改善する目的で、主なWebサービスの規約を評価するプロジェクトが始まった。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 FacebookやTwitterなど、Webサービスの「利用規約」や「プライバシーポリシー」の分かりやすさや公正さを評価するサイト「Terms of Service; Didn't Read(ToS;DR)」が公開された。まだ完成していないが、約50のサービスの利用規約の採点結果が掲載されている。

 Webサービスにサインアップする際、ユーザーは「利用規約を読み、同意します」といったダイアログで「はい」をクリックするが、読んでいなかったり、読んでも理解していない場合が多い。この非営利のプロジェクトは、そうした現状を改善するのが目的という。同プロジェクトでは、各Webサービスの規約項目について4種類の評価(「良い」「あまり良くない」「要注意」「有益」)をし、規約全体の総合評価5段階とともに表示している。

 総合評価が表示されているサービスはまだ少ないが、例えばTwitpicの場合、削除したデータが完全に削除されない点やユーザーのコンテンツをTwitpicがユーザーのクレジット無しにパートナーに提供できる点が「要注意」だとされており、総合評価は最低のEになっている。

 tos 各サービスの下にある「Expand」ではさらに詳細な説明が、「Read the full terms」では規約本文を読むことができる

 このプロジェクトを率いるヒューゴ・ロイ氏はFree Software Foundation Europe(FSFE)に所属し、パリ政治学院で法律を学んでいる。同氏は、Webサイトは本来はまだ公開する段階ではないが、ポジティブな反響が多かったためα段階で公開することにしたという。現在、ソーシャル・ネットワーク、検索エンジン、画像共有などの主なサービスの利用規約の分析と、カテゴリ別の項目比較や採点のシステムの構築が完了した段階。同プロジェクトは6月にスタートしたばかりで、一般ユーザーやプログラマーに参加を呼び掛けている

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