パナソニックは8月21日、スマートフォンと連携する洗濯機や冷蔵庫、エアコンなどの家電新製品を発表した。洗濯機はクラウドサーバに接続したAndroidスマートフォンをタッチすることで、洗剤や柔軟剤の量など洗濯の設定が簡単に行える新機能を搭載した。
ドラム式洗濯乾燥機の新製品「NA-VX8200L/R」(9月25日発売)は、専用の「パナソニックスマートアプリ」とAndroidスマートフォンと連携。スマートフォンを洗濯機本体にタッチ(FeliCa/NFC対応)することで、選択設定が簡単に行えるという。
洗剤や柔軟剤は種類によって必要量が異なり、これまではマニュアルを見て目安の量を確認する必要があった。新製品ではスマートフォンとアプリを活用し、同社のクラウドサーバにアクセスして洗剤と柔軟剤を選び、洗濯機本体にタッチして設定すると、洗う衣料の量に応じた洗剤・柔軟剤の適量が洗濯機本体に表示される仕組みだ。衣類の種類などに応じた自動コースの設定や、節電状況の確認もスマートフォンから行える。
同社は「パナソニックスマートアプリ」と対応家電を軸にしたクラウド型サービスを展開していく。既にスマートフォン対応の炊飯器とオーブンレンジを6月に発売。さらに洗濯乾燥機に加え、スマートフォンでタッチすると節電状況が確認できる冷蔵庫「NR-F557XV」(10月20日発売)や、スマートフォンから遠隔操作が可能なルームエアコン「Xシリーズ」(10月19日から順次発売)、スマートフォンでデータを管理できる体組成バランス計「EW-FA43」、手くび血圧計「EW-BW53」、活動量計「デイカロリ EW-NK63」(それぞれ10月1日発売)も発表した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR