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新宿東口に「西口」、謎の駅──iOS 6地図アプリの“日本珍百景”

» 2012年09月20日 10時58分 公開
[ITmedia]

 日本時間の9月20日未明、米Appleの「iOS 6」が公開された。新OSの目玉の1つは、Google Mapsを利用していた従来のアプリに代わって新登場した地図アプリ。だが日本版では利用できない機能もある上、肝心の地図の精度が低いと指摘されている。

photo 謎の“駅”(東京都昭島市のJR青梅線上)

 JR新宿駅東口に「西口」? 住宅街の真ん中に現れた謎の駅──新アプリの日本地図に、公共交通機関のおかしな表示や日本語とハングルが一緒に現れる場所などが続々と見つかり、ネットではこうした“日本珍百景”探しが始まっている。

photophoto JR新宿駅東口方面に表示されている「新宿西口」(左)。JR中央線高円寺駅の隣に「中野電車区」駅?(実際には中野電車区の基地は中野駅の東)
photophoto 羽田空港は「大王製紙」、成田空港は「天神峰トンネル」に見えてしまう
photophoto 緑地のそばにこつ然と現れた「代官山」駅(左)。首相官邸から至近距離の緑地に「都立日比谷高等学校」(本物の日比谷高校は別の場所にある)
photophoto 群馬県庁は飲食店のように見える(「くろ松」は県庁舎31階にある日本料理店)。ハングルなどが混在する表示も(右)

 現段階では、日本版では建物の3D表示や渋滞状況の表示などは利用できず、米国でも現段階では「iOS 5からのダウングレードだ」という指摘がある。米GoogleはGoogle Mapsの独自アプリ公開予定について明確に回答していないが、開発の可能性について含みを持たせている。

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