米Googleは10月17日(現地時間)、ノースカロライナ州にある同社データセンターの内外を、Googleマップのストリートビューで公開したと発表した。
一般に企業はテロ防止などセキュリティ上の理由で、データセンターの住所や内部構造を公開しないが、Googleは以前にもクラウドの安全性を説明する目的でデータセンターの内部を動画で紹介している。同社はまた、IT系の著名なライターであるスティーブン・レヴィ氏を招き、同氏の取材記事が米Wiredに掲載されている。
今回ストリートビューで公開されたのは、ノースカロライナ州レノアにあるデータセンター。Googleマップでの住所は「708 Lynhaven Drive Lenoir, NC 28645」となっている。建物の外周も回れる。公開されているのは広大なデータセンター内のごく一部だが、入り口からデータセンターに入り、従業員でもごく一部しか入れないというサーバフロア内を歩きまわることもできる。
サーバフロアでは、さりげなく立っているスターウォーズのストーム・トルーパーやゲージに生け捕りにされたドロイド君などに会うこともできる。
同社はまた、世界各地にあるデータセンターの、カメラマンのコニー・チョウ氏による美しい写真を閲覧できるWebページWhere the Internet livesも公開し、公式YouTubeチャンネルではデータセンターの安全性や安定性を説明する動画を公開した。
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