米Facebook傘下の写真共有サービスInstagramは10月19日(現地時間)、Instagramの写真をTwitterで共有する場合のメンション(他のユーザーのタグ付け)機能を強化したと発表した。メンションしたいユーザーが、InstagramとTwitterで異なるアカウント名を使っていても、そのユーザーが2つのアカウントを接続していれば、自動的に変換する。
例えば、メンションしたい相手「花子」さんが、Instagramのアカウント名を「hanako」に、Twitterのアカウント名を「hanachan」にしており、2つのアカウントを接続している場合、Instagramのキャプションやコメントで「@hanako」と入力すると、Twitterでの投稿の表示は「@hanachan」となってhanachanのアカウントへのリンクが生き、花子さんはTwitter上で自分がメンションされたことが分かる。
従来は、2つのアカウント名が異なる場合、接続されていてもTwitter上ではアカウント名とは認識されなかった(@hanakoはTwitter上でも@hanakoのままで、リンクなしのプレーンテキストとして表示された)。
この機能は、メンション相手がInstagramとTwitterを接続している場合のみ有効だ。例えば花子さんが自分の2つのアカウントを接続していなければ、Instagramで「@hanako」と入力したキャプションやコメントは、Twitter上では「hanako」と@抜きで表示され、リンクなしのテキストになる。
Instagramにはかつて、Twitterでフォローしている相手をInstagram上でもフォローするために「友人を探す」機能があったが、TwitterがサードパーティーによるAPI利用のガイドラインを厳しくした際、この機能は削除された。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR