“アラブの春”では民衆の武器となったTwitterが、軍の広報手段として活用されている。イスラエル軍は11月14日(現地時間)、パレスチナ自治区ガザを空爆してイスラム組織ハマスの幹部を殺害したプロセスを、軍の公式Twitterアカウントでライブツイートした。
このアカウントの名称はIsrael Defense Forces(IDF、イスラエル国防軍)で、Twitterの「承認済みプロフィール」だ。
IDFは14日の夜、まず「IDFは#ガザ地区での大規模なテロ攻撃作戦を開始した。標的は#ハマス幹部だ」とツイートし、2時間後にはハマスの軍部リーダー、アフマド・ジャバリ氏が乗っているという車を空爆する様子を上空から撮影したYouTube動画を投稿した。
2時間後には「アフマド・ジャバリを殺害した」という画像入りのツイートを投稿した。
IDFはWordPressのブログ、Flickr、YouTubeなどを駆使して、マルチメディアの広報活動を行っている。
来年1月に総選挙を控えるネタニヤフ首相は11日、ハマスへの攻撃強化を警告している。
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