ITmedia NEWS > 速報 >

Google、Androidアプリ向けマップAPIを更新 タブレット向け新機能などを追加

» 2012年12月04日 13時42分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは12月3日(現地時間)、AndroidアプリにGoogleマップの機能を組み込むための「Google Maps Android API」をアップデートしたと発表した。Androidアプリ開発者向けプラットフォーム「Google Play services(日本では「Google Play開発者サービス」)」のSDKの一部として提供される。

 このアップデートで、画面サイズに合わせて表示方法をフレキシブルに変えられる「Android Fragments」を利用できるようになった他、Google Mapsアプリと同様の「航空写真」と「地図」のハイブリッド表示や多数のGoogle Mapsレイヤーの追加、3D表示やインドアマップの表示機能などが加わった。また、マーカーや情報ウィンドウをこれまでより少ないコードで作成できるようになった。

 maps API Google Maps Android APIの3D表示機能を利用した不動産会社のアプリ。タブレットでの表示なので2カラム表示になっている

 Google Play開発者サービスにはまた、Android 4.2の新機能「Photo Sphere」の360度のパノラマ写真をWebブラウザやモバイルアプリで表示する機能も追加された。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.