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Nokia、約1800円のフィーチャーフォンと低価格Lumiaを発表

» 2013年02月26日 12時20分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]
 Nokia

 フィンランドのNokiaは2月25日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催のMobile World Congress(MWC) 2013において、新興市場向けフィーチャーフォン「Nokia 105」と「Nokia 301」、Windows Phone 8搭載のLumiaシリーズの廉価版「Lumia 520」と「Lumia 720」を発表した。

 Nokia 105は15ユーロ(約1800円)で販売する。中国のZTEやHuawei、韓国Samsung Electronicsが台頭する新興国市場での巻き返しを狙う。Samsungも19日に、“スマートフィーチャーフォン”と定義する廉価端末「REX」シリーズを発表している。

Nokia 105とNokia 301

 Nokia 105は「Series 30」搭載でネットワークはGSMをサポート。Wi-FiもNFCもサポートせず、最低限の機能に絞ることで15ユーロという価格を実現した。通話の他、SMS、FMラジオ、ゲーム機能はあり、ハイエンドのLumiaシリーズに通じるデザインで、色は青と黒の2色。

 Nokia 301は「Series 40」搭載でネットワークはGSMとWCDMAをサポート。Wi-FiもNFCもサポートしないが、Bluetoothに対応し、microSDスロットを搭載するややハイスペックなフィーチャーフォン。320万画素のカメラも搭載する。色は青、黒、赤、黄、白の5色。価格は65ユーロ(約7900円)前後になる見込み。

 nokia Nokia 105(左)とNokia 301(右)

Lumia 520とLumia 720

 Lumia 520は、米MicrosoftのWindows Phone 8搭載のLumiaシリーズでは最低価格になる139ユーロ(約1万7000円)のスマートフォン。CPUは米QualcommのSnapdragon S4(1GHzデュアルコア)、RAMは512Mバイト、ストレージは8Gバイト。4インチディスプレイで500万画素のカメラ1台を搭載する。色は青、黒、赤、黄、白の5色。

 Lumia 720は、プロセッサ、RAM、ストレージは520と同じで、ディスプレイが4.3インチでカメラは2台(670万画素と130万画素)を搭載し、プリインストールアプリも若干異なる。色は青、黒、赤、黄、白の5色。価格は249ユーロから。

 lumia Lumia 520(左)とLumia 720(右)

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