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Intelの次世代Thunderbolt、転送速度20Gbpsで4Kサポート

» 2013年04月09日 07時40分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Intelは4月8日(現地時間)、汎用データ伝送技術「Thunderbolt」の次世代版について発表した。搭載製品は2013年末までに登場する見込みという。また、完全に後方互換性を保つとしている。

 「Falcon Ridge」というコードネームの次世代Thunderboltコントローラーは、転送速度が従来の2倍に当たる20Gbpsで、高画質テレビ規格「4K」をサポートする。また、DisplayPort 1.2に対応する。光ケーブルは100メートルまで、従来より細くなるメタルケーブルは3メートルまで利用可能になる。

 thunderbolt

 ThunderboltはIntelが2011年2月に米Appleとともに発表したハイエンドのインタフェース技術。Appleの一連のMac製品だけでなく、台湾ASUSTeK Computerや中国LenovoのPC、大容量ストレージなどに採用されている。

 なお、インタフェース規格「USB 3.0(SuperSpeed USB)」の転送速度は2013年中旬までに現在の5Gbpsから10Gbpsに高速化される見込みだ。

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