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Google Glassのスペック発表──500万画素カメラや12Gバイトのストレージを搭載

» 2013年04月16日 12時59分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは4月15日(現地時間)、メガネ型ウェアラブル端末「Glass」の「Glass Explorer」版の主な仕様を明らかにした。

 500万画素のカメラでは720pの動画も撮影可能で、16Gバイトのフラッシュメモリを搭載し、12Gバイトをユーザーが利用可能。クラウドストレージ「Googleドライブ」と同期する。

 ディスプレイの解像度は、“25インチの高精細画面を8フィート(約243.8センチ)離れて見るのと同等”となっている。

 音声には骨導振動子を採用している。ネットワークはWi-Fi(IEEE 802.11b/g)とBluetoothに対応する。

 GlassはBluetoothに対応するあらゆる携帯電話と連係できるとなっているが、Glassを設定するための「MyGlass」アプリはAndroid 4.0.3(コードーネーム:Ice Cream Sandwich)以上搭載の端末に対応するという。

 バッテリーはハングアウトや動画撮影を除く一般的な使用であれば1日持つとしている。充電はMicro USBケーブルで行う。

 glass 1

 Googleは同日、Glass向けアプリ(=Glassware)を作成するための「Google Mirror API」関連のドキュメントを公開した。また、Google Explorer当選者に向けたプロトタイプの出荷が始まったと米メディア各社が伝えている。

 glass 2

 さらに同日、Google PlayにはGlassの設定・管理のためのアプリ「MyGlass」が登場した。概要説明には「Glassを持っていなければこのアプリをダウンロードしても無駄です」とある。

 glass 3

 Googleは年内に製品版のGlassを発売する計画だ。現行のプロトタイプの価格は1500ドルだが、これより安くなる見込み。

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