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10インチWQXGA/筆圧感知対応デジタイザー搭載「REGZA Tablet AT703」

» 2013年06月17日 19時35分 公開
[ITmedia]

 東芝は6月17日、Android 4.2タブレット「REGZA Tablet」の新製品2機種を21日に発売すると発表した。WQXGA(2560×1600ピクセル)液晶ディスプレイ(約300ppi)と独自の手書きノートアプリを搭載する「REGZA Tablet AT703」と、下位モデル「REGZA Tablet AT503」。実売予想価格は9万円前後と5万円前後。

photo REGZA Tablet AT703

 「REGZA Tablet AT703」は筆圧感知対応の電磁誘導式デジタイザーと独自開発のノートアプリ「TruNote」を搭載。専用ペンは「まるで紙に文字を書くような自然な書き心地」(同社)という。作成したファイル内は手書きの文字や記号で検索でき、手書きデータを自動的に認識・整形し、Microsoft Officeファイルとしてエクスポートできるビジネス向け機能も備える。

photo 手書き文字検索

 会議資料を簡単にデータ化できるアプリ「TruCapture」もプリセット。ホワイトボードなどに書かれた内容を背面の約800万画素カメラで撮影すると、コントラストの調整や台形補正を加えて見やすいかたちで保存できる。

 10.1インチWQXGA液晶ディスプレイを採用し、強化ガラスで堅牢性を確保。付属のタブレットカバーは広げた際にはBluetoothキーボードとして利用できる。

 CPUはTegra 4、メモリは2Gバイト、内蔵フラッシュメモリは32Gバイト、背面カメラは約800万画素。Draft IEEE 802.11acに対応する。サイズは約265(縦)×184(横)×20(厚み)ミリ、重さ約1.2キロ(カバー装着時)。

 下位モデル「REGZA Tablet AT503」は10.1インチ液晶ディスプレイ(1280×800ピクセル)を搭載。独自アプリは「TruNote」は対応せず「TruCapture」のみとなる。CPUはTegra 3でメモリは1Gバイト、内蔵フラッシュメモリは32Gバイト、背面カメラは約300万画素。重さは600グラム、バッテリー駆動時間は約11.5時間。

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